個人の学び

福岡テンジン大学~ わたしたちの“学び”をデザインしよう!~

こんにちは!

今日は「福岡テンジン大学」という大学に初参加してきて、学びのデザインについて学んできました。

そもそもなにそれ?大学?と言う方もいらっしゃるかもしれませんが・・・

その時に学んだことをアウトプットできればと思います!

テンジン大学とは?

「街」が丸ごとキャンパス

福岡の全てをキャンパスと考え、街中の施設と提携しながら、カリキュラム単位で変わる教室を開き、学びたい九州圏内の、アジアの、世界の人が福岡に集う学校です。

街がキャンパスである以上、校舎を持ちません。

学びは街とともにきっかけを作り出す、そんな理念のもと取り組まれています。

生徒が先生でもある

この福岡テンジン大学では、先生となる人はたくさんいらっしゃいます。

教える人は生涯教える人、教わる人は生涯教わる人といった役割の決まりきった教育ではありません。

「教える」と「教わる」を自由に行き来できる教育が理想の学びではないかと考えているのです。

実は教えることも学びの一つ。

私がよく言う学びでは「インプット」だけではなく、「アウトプット」もしましょうと言うことです。

人に教えることは、人が聞いて学ぶことよりも何十倍も勉強するはずです。

教えることで、はじめて教わることもきっと沢山ありますね。

自由で広がりのある「生涯学習」という場

福岡テンジン大学では、生涯学習の場を作りたいと考えているようです。

この「街」がキャンパスになると、いろんなところから生徒同士が「授業」で出会います。

たとえば、生徒同士の横のつながりから、予期せぬサークルが生まれたりするかもしれない。

学びは自由かつ気ままに広がっていっていいのです。

授業内容も千差万別

なんとこれだけの環境が整っているのにも関わらず、福岡テンジン大学は、入学費や授業料は原則無料なのです・・・

私は、すごい環境だと思います。

やっている授業もいろんなジャンルの授業があるので、もしかしたら興味ある授業があるかもしれません。

例えば・・・

  • 福岡の街に埋もれている歴史
  • なかなか知られていない名人
  • 違う角度から見たらおもしろい情報
  • めったに出会えない街の先生たち

福岡テンジン大学は、この街のすべてを授業にすることができます。

今日の授業は「わたしたちの“学び”をデザインしよう!」

ふとしたきっかけで参加してみた

元々、テンジン大学と言うのは前々から知っており、興味あったものの、参加できていませんでした。

その時は北九州に住んでましたし、なかなか北九州から行こう!と言うモチベーションも沸かなかったのですが、博多に住むようになってテンジン大学との距離が近くなったことが大きいです。

あとは、学びというものについて現在とても興味があってそれを学ぶこと、人とのコミュニケーションが取れる場所に参加したい思いが強くて申し込みました。

オンラインとオフラインのコラボ

今日の授業は天神イムズのセミナーホールの会場とZOOMでの参加の2パターンがあり、それぞれを繋ぎながら授業をするスタイルでした。

私自身「Sli.do」と言うのは使ったことなかったんですが、面白かったです。

学長の岩永さんもZOOMでの参加となり、どんな授業になるのかワクワクな一方、果たしてうまく行くのか?という点も気になるところでした。

その中でチャットでオンラインとオフラインの人がつながるためのツールも使い、いろんな意見交換の場として有効活用されました。

なかなか面白い授業でした!

授業内容

少しながら授業内容をアウトプットしていきます。

ここ半年での学びの変化

コロナウイルスが世界的に広がり、働き方や学び方も変化してきたのではないでしょうか?

特に会社員ではなく、学生の人がこの変化に一番大きな影響を与えているのではないでしょうか?

学生自身の学び方の変化について校長がこんなことを話していました。

読書をせず動画を見たり聞いたりするだけで学べる時代が来ており、動画を聴きながら家事したりと効率化が図れているようです。

また、学生の立場からすると、オンライン授業の方がよく学んでいるそうです。

その理由はなんでしょうか?巷ではオンラインの方が知識として得にくい、勉強しにくいという声を聞いたことあります。

しかしそれは逆で、普通の授業なら先生と生徒で1:Nという関係性で授業を受けるけど、オンラインになることで先生と生徒という関係が強調され、よく授業を聞くようになったそうです。

それを感じるのが、授業終わりのレポートの質で、オフラインとオンラインだと断然違うと話されていました。

 

一方、その日の先生である岸さんがこんなことも。

オンラインなら授業という学びのないように集中しやすい一方、余白の部分がなくなってしまいました。

授業の合間の生徒同士の他愛もない会話やコミュニケーションがオンラインで授業するとどうしても取りにくいことは、オンライン授業の課題とも言えるかもしれません。

とんかつに価値を求めているのか?

話の中であったのは、オンラインとリアルの差でした。

私たちはネット(オンライン)でとんかつに惹かれているのではなく、実際の店舗に行くことで、体験やその他の価値に気付いているのではないかと感じます。

人によっては、雰囲気や体験、人と関わる時間を求めてカフェに行ったりしている人もいるぐらいです。

その物に価値を見出しているのではなく、それに伴う体験に自然と価値を見出しているのではないかと感じます。

しかしながら、オンラインとリアルの良さはそれぞれが持ち合わせていると感じます。うまく使いこなしながら新たな学びという方法が生まれてくると感じました。

特に今日の対面とオンラインを融合させると、それぞれが感じているものが異なることがわかってきました。

私もどちらかといえばその人の表情や仕草からどんな人なのかをみていきたいですし、熱い言葉を交わすならオンラインよりもリアルがいいと思っています。

オンラインのメリット

先ほどありました通り、オンラインで学ぶことにはとても効率よく学べる時代だと感じました。

なんでもyoutubeとかオンラインセミナーに参加すれば習得できますし、有料と言ってもその値段はお手頃価格で参加できたりする時代です。

特に時間のない忙しい人にとっては、オンラインで学びたいことを学べるというのはとてもありがたい環境です。

一方、学長がおっしゃっていたのは、「これオンラインである必要ある内容かな?」という点で、「オンラインじゃなくてもyoutubeで流れているものをあとで見ればいい程度のものじゃない?」という意見もありました。

確かに情報の質がこの先問われてくるのかなと感じます。

情報の質を私たちがうまく判断しなければならないということでもありますので、選択性が難しくなってくるように感じます。

岸さんはオンラインで開くことで、画面を終始みながら集中して授業をしないといけなく、みながら今の授業の質に対する責任を感じてなかなか疲れるという話もありました。

オンラインはは的確に必要な情報を必要なだけ得られる一方、確かにオフラインのような雑談ないのは場の雰囲気作りが難しいですね。

確かにオンラインでの情報収集しやすさが、これからの学びの姿勢を持っている人持っていない人で差が大きくなっていく感じもします。

地域性が欠けてくる

オンライン化が進むことで、例えば福岡の地でのイベントや勉強会に北海道の人も参加できちゃったりします。

オンライン化によって地域色が薄れていくのも事実です。

きっとイベントや勉強会をオンラインで開く側はどうやって地域性を出していけるかが今後の課題となる気がします。

大事な学び方

学長がこんなことを言っていました。

自分に問いを浮かべてぶつけることで、新たな問いが生まれると良い学びが得られるということです。

学びとは自分への自問自答である気がします。

自分に質問を投げかけ、その質問に関し頭の中でぐるぐると考えて答えを見つけ出すのが学びだと感じます。

その中で印象に残ったのは

「違和感を手放さない」

でした。

それこそ、自分の中に対して自問自答をすることで、自分が感じた違和感を手放さず考えることで新たな学びや気づきが生まれてくるのだと感じました。

モヤモヤを言語化することもそのひとつだなと感じました。

学んだだけで終わらせないこと

インプットだけではない、インプットしたことを普段の生活にどうアジャストさせれるかも重要ですね。

他者がいるから違和感が生まれ、学びが生まれる。

それをしっかりとアウトプットさせれば自分自身も学べるし、たくさんの人に学びを提供できると感じました。

人生の目的を明確化すること

私と同じ席に座られていた人が中小企業などを支援している人がいて、私が今の情報社会に対して何を正しく選択して学べばいいかわからなかったことを問いかけました。

すると、

「人生の目的を明確化すること」と答えてくれました。

この人生の目的を明確化すること。

明確化することで必要な学びが見えてくる。見えないと無駄な学びが増えてしまう。すごい納得できる話でした。

では人生の目的を明確化することは、どうやってすればいいのでしょうか?

私が聞いてみたところ、「過去にとんでもなく悲しんだり悔しかったり嬉しかったりすることにヒントが隠されているよ」という話でした。

自分の人生は過去から作られるということで、自分の過去の見つめ直しも重要だなと気づきましたね。

今日の講義の感想

私は今回あえて「オフライン」を選択しました。

やはり今の時代、対面でコミュニケーションをする機会も減れば、その機会をできるだけ作りたいと思っている人が多いことも感じました。

営業なのに人となかなか会えない人もいたりします。

一方、コロナウイルスによって悪いことばかりではないです。

学びの多様化が進んできたこともそうですが、経営者からしてみたら無駄の多い仕事を見つめ直すきっかけになっているようです。

オンラインでできるならオンラインですればいい、無駄を省き効率化を考えるいいきっかけでもあったのではないかなと感じます。

これからますますオンライン化が進むはずです。

情報の選択制も問われてくる中、私たちの学びの方法はどんどん変化していくはずです。

その中でも変わらないことはきっと「違和感を持つこと」だと感じます。

生涯学ぶことを忘れず、突き進んでいきたいと感じました。

お疲れ様でした!

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