よく言われますね。
Time is money
時間はお金だ。
皆さんは本当の本当はどちらが大切ですか?
とある調査から時間とお金の関係性が見えているのです。
学生1000人を対象アンケート結果から見えること

ブリティッシュコロンビア大学のバンクーバーキャンパスで、2015年と2016年に卒業する学生1000人以上を対象に、時間とお金どちらを優先するかを質問したそうです。
学生を経時的に追跡
先ほどのブリティッシュコロンビア大学の学生さんを当時学生の時に調査した人を対象に経時的に追跡し、その時点での幸福感を調べてみたそうです。
そしたら・・・時間を重視した学生の方が収入を重視した学生よりも幸福感が高いということがわかりました。
この調査によって、時間を重視することが仕事や生活上での高い満足度につながるという、確固とした証拠となったのです。
時間を重視する人の考え方
そもそも時間とお金のどちらかを大切にしているかで考え方からすら異なっているようです。
時間を重視する人たちが単に労働時間が短いから幸福度が高いと言うことではなく、やっている仕事にやりがいや楽しさを見出しているからということです。
つまり、これは学生の時に時間を大切にするか収入を大切にするか?と言う考え方で分岐しているのです。
収入を大切にしている人は、世間の会社の評判や給料だけで判断してしまい、やりたいことをやれていない人が大半。
その中でやりたくない仕事に時間を費やされることに満足できないのです。
一方、時間を優先している人たちは学生の時から自分がやりたいことや将来のキャリアから得られる喜びに目を向ける傾向があると言われています。
それは、言い換えると達成感が得られる仕事をしたいと思っていたと言うことです。
そうすると後々仕事に対しての充実感や達成感を感じることで、幸福感を得安いのだと考えています。
時と場合による考え方
もちろんですが、ベースとなる経済状況は重要となります。
時間かお金。決める余裕は必要
つまりこれまでのお話はある程度経済的に安定している人からの話になります。
もともと家庭的にも貧しい生活を強いられていたり、買いたいものが小さい頃から買えなかったりすると、どうしても時間よりもお金が重要と考えてしまわざるを得ないです。
格差の大きな地域に住んでいる人々は経済的な安定を感じられず、それゆえにお金を重視する傾向です。
お金をめぐるいざこざのあった家庭で育った人たちも、大人になると(時間よりも)お金を重視する傾向があります。
経済的に問題ない生活ができるようになって初めて「時間」と言うものの大切さに気づく人もいるのではないでしょうか。
つまり、選ぶ自由があるなら積極的に「時間」を選択してほしいですね。
時間とお金のトレードオフ
現状、多くの人が「時間貧乏」になっている可能性が高い。
日本は特に昔の風潮から残業をすればするほど出世できる、仕事をやっていると思われる会社も残っているだろう。
これほど働き方改革が進んでも変わらない会社はあるはず。
北米にする250万人を対象とした調査で80%以上の人がやりたいことができる時間がないと回答しているそうです。
お金貧乏ではなく、時間貧乏であることは認識しなければなりません。
また、こんな調査結果も得られています。
時間に関するストレスは失業中であることよりもストレスを感じやすいそうです。
それほど時間というものを大切にしなければなりません。
まとめ

皆さんは時間とお金どちらを選びますか?
みんなはいつの間にか時間を選んでいる
でも実は多くの人が時間が大切だと思っていなくてもそう行動しているのです。
例えば休みの日に福岡から東京へ旅行に行くとします。
その時の移動手段は、大概の人が飛行機を使っていくはず。
それは何故でしょうか?
- 時間がかかるから
- 遊ぶ時間が減るから
そんなことを考え、飛行機以外あり得ないはず。
でももし、これが時間よりもお金が大切なら・・・・?
鈍行列車で行くか、夜行バスを使うはずですよね。
いつの間にか人間は、お金よりも時間を重要視しているのです。
限られた休みの日で楽しむため、飛行機を使って旅行に行く。
理にかなっていますね!
時間を大切にして、やりたいことをやろう!
残業が多い会社で給料を人並みより多くもらうより、人並みでいいから自由な時間がある方が絶対楽しいはず。
Time is money
時間はお金。
お金なんて価値があるわけではありません。
お金に価値があるのではなく、お金に価値があると思っているから価値があるのです。
そのことに気づかないと、この先の人生もったいないですよ〜〜!